現場に行くと読書が進む

最近、電車に揺られて遠方に行くことが多いので、車中で読むための本を持っていくのですが、そのおかげで読書がはかどってます。
8月は、久々にいっぱい本を読んじゃいましたね。


実は、伊勢崎からの帰りにも、ちょうど1冊読み終えたのでした。
伊勢崎からの帰りだけで、1冊、最初から最後まで読み終えたのではなく、たまたま、そのタイミングで読み終わった、という意味ですよw



またしても西尾維新の本です。「零崎双識の人間試験」という本です。やっぱり西尾維新は面白いなぁ…。


最初はミステリィ色の濃い作品でデビューしてきた人ですが、だんだん作風が戦闘マンガのようになってきているのも面白いですw


だいたい、登場人物に、いちいち通り名がついてるところがマンガチックですよ。それに、登場人物の名前が奇抜すぎますし。たとえば…


玖渚友(くなぎさ・とも) 通称「死線の蒼(デッドブルー)」
哀川潤(あいかわ・じゅん) 通称「死色の真紅」「人類最強の請負人」「赤き制裁(オーバーキルドレッド」
零崎双識(ぜろざき・そうしき) 通称「自殺志願(マインドレンデル)」「二十人目の地獄」


また、この作品ではありませんが、


兎吊木垓輔(うつりぎ・がいすけ) 通称「害悪細菌(グリーングリーングリーン)」
日中涼(ひねもす・すず) 通称「二重世界(ダブルフリック)」
綾南豹(あやみなみ・ひょう) 通称「凶獣(チーター)」
零崎軋識(ぜろざき・きししき) 通称「愚神礼賛(シームレスバイアス)」
想影真心(おもかげ・まごころ) 通称「橙なる種」


などなど…。本当、何がしたいのかよくわからない作家さんですが、その雰囲気は好きです。


あと、日本語もあえてめちゃくちゃな言葉づかいをしていますが、こういうのも好きですね。日本語が「書けない」作家は嫌いですが、あえて、何らかの狙いを持って「書かない」作家は好きです。