亜弥ちゃん主演ドラマ「命の奇跡」感想

昨日の昼、亜弥ちゃんが主演したドラマ「命の奇跡」が放送されましたね。
ちゃんと最後まで見ることができましたので、手短に感想を。


一応ネタバレを考慮して、続きは以下に。




テーマは、タイトルにもストレートに表されているとおり、「命の大切さ」といったところでしょうか。
重い病気を抱えたまま、懸命に生きた女性と、それを支えながら、娘のためにバルーンカテーテルという医療器具の開発に全力を注いだ両親の姿が描かれていました。


最近よくある題材ですね、こういうお話って。
連ドラとは違って、今回のドラマは素直に「命の大切さ」を語りかけたいんだろうなぁという内容でしたが、まぁでも、視聴者であるこちらからしてみれば、この手の題材はもう嫌というほど見ているというのが正直なところで…。


命の奇跡」という、ストレートながらもやや大仰な感じの否めないタイトルにも、どちらかというと引いてしまう、という感じですかね。


で、実際見てみると、テーマは重いのですが、描写が非常に浅く、あまりメッセージ性の強い作品にはなっていなかったような気がします。
たかだか1時間半の中で描ききるには、大きすぎるテーマなのでは、と思いましたね。


ドラマ全体としてはそんな感じ。
で、亜弥ちゃん個人に対する感想ですが。


いろいろ不自然なところ多かったですよw
クラスメイトが全員黒髪なのに、1人だけやたら明るい茶髪なところとか…。
作品中の描写から判断するに、あの学校は私立の女子校なんでしょうから、それなりに校則も厳しいでしょうに、あの茶髪はちょっとおかしいんじゃないかと…w


あと、最後の亡くなるシーンでも、やけに血色が良かったりとかね…w
今まさに命の火が消えようとしている人間の肌の色って、あんなに良いものなんですか?w
それとも松浦さんは、そういうメイクは嫌だったんでしょうか。


お父さんとヒロシくんの前で倒れてしまうシーンでも、突然倒れたにもかかわらず、髪がまったく乱れていないという不自然さが際立っていました。
ゆっくり寝そべって、スタイリストさんが髪型のチェックをしてから撮影したっていうのが丸わかり( ´_ゝ`)
その程度のリアリティも出そうという気がなかったんでしょうかね…。


セリフ回しなどの部分は特に問題なかった分、そういった細かい点がいろいろ気になりましたね。
松浦亜弥」が完全に表に出てしまっていて、ちょっとどころじゃない違和感がいたるところで感じられました。


まぁ、あのドラマにエンタテインメント性を求めるのがおかしいのかもしれませんし、「松浦亜弥は歌手であって女優ではない」と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが…。


とにかく、これが僕の感想ですね。


実話を元にした作品であるだけに誤解を招きかねないので先に言っておきますが、僕が書いたことは、「命の奇跡」というドラマに対しての感想であり、病気と闘いながら懸命に生きた佳美さんや、そのご家族に対しての発言ではないということを明記しておきます。